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火災保険を使って塗装を修繕した事例

吹き付け工法は外壁塗装に最適なのか?後悔したくない人は必読!

2020年4月17日 公開

 

建物の築年数が10年以上となってくると、塗装業者が訪ねてきたり、電話がかかってきたりします。

 

「そろそろ外壁塗装してみては? 新築みたいな仕上がりですよ!」

このように営業マンからすすめられることはありませんか。

 

大きなお世話ですと言いたいところですが、外壁の黒ずみ、変色は確かに気になります。

この記事を読めば、下記の内容が丸わかりとなるでしょう。

 

  • 吹き付けはどのような工法なのか
  • 外壁がどんな状態になれば外壁塗装が必要なのか
  • 吹き付けで外壁塗装を行った場合の費用
  • 優良な業者の選び方
  • 火災保険で外壁補修を行う方法

 

納得のいく吹き付け工事をするために徹底検証します。

 

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吹き付け工法とは?

吹き付けとは、簡単に言えば、塗料をエアスプレーガンに入れて壁に吹き付けていく工法です。

以下では、吹き付け工法を詳しく解説していきます。

また、外壁の汚れが目立ってきて、自宅でのお手入れは可能なのかもご紹介します。

 

吹き付け工法は奥深い

スプレー缶入りの塗料なら、ホームセンターにも売っているし、スプレーガンなども手に入るから自分でも出来そうと思う方もいらっしゃるでしょう。

 

しかし、吹き付け工法は外壁塗装においてポピュラーなのですが、かなり奥が深く、そして経験のいる作業となります。

 

吹き付けを行うのが最適なのは、モルタル外壁です。

モルタルは、水とセメント、砂を配合したものを下地に使った外壁です。

 

戸建て、アパート、マンションなどもこのモルタル外壁が主流でしたので、外壁塗装には吹き付けがポピュラーな工法となったわけです。

 

プロが行う吹き付け工法は、エアスプレーガンと言われる工具で圧力をかけて外壁に塗料を塗布していきます。

 

プロが使うエアスプレーガン等の種類

吹き付け工法に使われる器具で代表的なものは次の通りです。

 

  • エアスプレーガン
  • エアレススプレーガン
  • リシンガン
  • スタッコガン
  • タイルガン
  • コンプレッサー
  • プランジャー

 

多くの種類があり、これらを一般家庭で揃えるのはかなり難しいでしょう。

使いこなすには相当な技術が必要となります。

 

それぞれの特徴を詳しく解説していきましょう。

 

使う工具によって仕上がりが変わってくる

リシンガンとスタッコガンは、リシン、スタッコという塗料を使う時に必要です。

タイルガンはセメントや合成樹脂を壁に吹き付け工事を行う時に使います。

ノズルに関してもあらゆるタイプを接続して様々な仕上げを施すことができます。

 

【リシン】

リシンガンを使っての吹き付け工事では、外壁は砂壁のようなザラザラした外観で、つやが消されて落ち着いた仕様となります。

 

吹き付けは、リシンガンやエアスプレーガンなどを使って塗料を噴出します。

ローラー塗装に比べて短時間で終わるので、低価格で行えます。

 

ただし外壁の塗膜が薄くなるので、耐久年数が7年くらいしかありません。

また、リシンにはスタッコ仕上げよりも短くなる、そして壁表面の塗膜にひび割れが起きやすいという欠点があります。

 

【スタッコ】

スタッコガンで行うスタッコ仕上げは、高級感のある石造り風の外壁になります。

表面がデコボコとした壁を見かけたことがあるのではないでしょうか。

それがスタッコ仕上げです。

 

スタッコ仕上げは耐久性が高く、10年以上は塗り替えの必要がないでしょう。

ただし表面がデコボコしているので、汚れやすいという難点があります。

また、吹き付け工事を行う際も塗料が多めに必要となるので費用が高くなってしまいます。

 

【エアスプレー・エアレススプレー】

エアスプレーガンは空気を用いて塗料に圧をかけて吹き付けるスプレーガンです。

エアレススプレーガンは空気を使わずノズルから霧状にして塗料を吹き付けます。

 

そのため、エアスプレーガンはコンプレッサーに接続して使い、エアレススプレーガンはブランジャーに接続して使うことになります。

 

コンプレッサーやブランジャーはエンジンの役割があります。

作動に伴う振動音も大きいですから、住宅地など、一戸建てが密集して建設されているエリアでの使用には、前もって騒音があることを近隣に伝えておく必要があります。

 

ローラー工法との違い

以前は、モルタル外壁以外もスプレーガンで吹き付け塗装を行っていたのですが、最近では戸建てなど一般住宅だとローラー工法が多くなってきました。

理由は、騒音などがなく近隣へ迷惑が掛からないからです。

 

ローラー工法の大きなメリットは次の2点です。

 

  1. 塗料を無駄にすることなく、飛散もない
  2. 騒音が伴う作業がない

 

吹き付け工法のエアスプレーガンでは、使用する塗料の60%程度が他に飛散してしまいます。

また、エアレススプレーガンでも30~50%程度の塗料を飛散させてしまうのです。

 

ローラー工法だと、塗料を無駄にすることなく塗布ができます。

手塗りということで、コンプレッサーやブランジャーといった工具も使う必要もありません。

 

吹き付け工法を行うだけでは、色むらやデコボコが目立つのですが、仕上げにローラー工法を用いて表面をならすことで、模様に変化を付けることもできます。

 

モルタル外壁の場合は、吹き付け工法とローラー工法はセットになります。

このローラーは、熟練の職人技が必要となり技術力が試される工法です。

 

最近の一戸建ては、サイディング外壁を取り入れることが多く、モルタル外壁は減少しています。

しかし、高級な石畳のような外観など、仕上がりの好みによっては吹き付け工法を用いないと出ない風合いもあります。

 

またアパート、マンション、ビルなどの築年数が経っている建物については、モルタル外壁が多く、改修工事となると吹き付け工法を用いられる傾向にあります。

 

外壁のお手入れは家庭でもできるのか

スタッコ仕上げ、リシン仕上げともに、表面がデコボコ、ザラザラしていますので、ホコリがたまりやすいです。

 

住まいが道路に面している、雨どいから雨水がたれるなど、ホコリや汚れが起こる原因は様々です。

ただでさえ汚れやすい外壁ですから日ごろのお手入れも必要となります。

 

ホースで水をかける、柄の長いデッキブラシなどで汚れを落とすこともできますが、家庭用の高圧洗浄機などを購入するのも一つの方法です。

 

しかし、どの方法でも気を付けていただきたいのは、強くこすらないことです。

こすりすぎると、はがれやひびの原因になってしまいます。

 

また、アパートやマンションでは、壁面が広く高くなりますから素人では洗浄は難しくなります。

定期的なプロのクリーニングも必要となるでしょう。

 

定期的なプロ仕様のクリーニングを行うことで、外壁塗装を行うサイクルも長くなってきます。

長い目で見れば費用的にはお得となります。

 

 

吹き付け工法の特徴

吹き付け工法は、使う塗料によって仕上がり、耐久年数、費用、特徴も違ってきます。

 

塗料種類別一覧表

 

このほかに、ジョリパット、ベルアートという塗料商品を使っての吹き付け工事もあります。

ジョリパットやベルアートは、ローラーの他にコテも利用できます。

 

多様な壁面に仕上げることができ、耐久年数も高いのですが、ジョリパットやベルアートを使った場合の工費は非常に高額となるでしょう。

 

吹き付け工法のメリット・デメリット

吹き付け工法についてご理解いただいたところで、次はメリット・デメリットを説明していきます。

 

 

吹き付け工法のメリット

吹き付け工法のメリットは、次の点が挙げられます。

 

  • 広範囲の塗装に適しており、工期も短期間ですむ
  • 湿気をのがす性能が高いので内壁や外壁の耐用年数が高くなる
  • 外壁の仕上がりに重厚感を持たせられる
  • コテやローラー塗装より工費が安い

 

吹き付け工法は広範囲を短時間で施工できるためローラーやコテよりも効率的です。

また、湿気をのがすことにより、結露を防ぎやすくなるでしょう。

他にも、コテ、ローラーよりも工費が安いメリットがあります。

 

使う塗料によっては、熟練の職人の技術が必要となるでしょう。

そのため技術工の費用が高くなることがあります。

 

吹き付け工法のデメリット

次は、吹き付け工法のデメリットについてです。

 

  • 塗料が飛散する量が多い
  • デコボコやざらつきがあるので汚れやすい
  • 仕上げでリシンを使うなら耐久年数が低くなる
  • ひびが入りやすくなる

 

主なデメリットは、塗料飛散で近隣に迷惑が掛からないように十分な養生が必要なこと、耐久性が低いリシン仕上げは塗り替えの時期が早く来ることです。

 

吹き付け工法どんな状態で必要になるのか

 

自宅での汚れを取りは限界があり、余計に汚してしまうことにもなりかねません。

また、ひび割れなどの原因にもなります。

そのため、下記のような状態は塗り替えを検討するサインとなるでしょう。

 

  • 黒ずみや汚れが取れない
  • 手の届かないところに汚れがある
  • ひび割れ(クラック)が目立つようになった
  • 経年劣化による塗装表面の剥がれがある
  • 台風など水害にあった泥汚れなどがある
  • 自然災害での風害、雨水がしみ込んだことで起こるひび割れがある

 

モルタル外壁はセメント素材でできているので、水分が蒸発することで軽いひびが出てくることがあります。

 

幅が0.3mm以下ならヘアークラックという表面上のひびでしかありません。

ただし、それ以上深くひび割れていると、内部まで劣化している可能性があります。

プロの塗装業者に診断してもらい、ひび割れの深さを確認しましょう。

 

吹き付け工法で補修工事を行って火災保険は使えるのか

吹き付け工法を使った補修工事は火災保険が使えるのはどんな場合なのか、以下では具体的に解説していきます。

 

吹き付け工法で火災保険は使えるの?

吹き付け工法の火災保険利用が可能かどうかは、前項でご紹介した「吹き付け工法が必要な状態」のうち、災害での汚れやひび割れ、剥がれに該当するかで変わります。

以下では、適用可能・不可能なケースを紹介します。

 

火災保険が適用されない場合

経年劣化によりひび割れや剥がれができてしまっても火災保険は適用されません。

年月の経過による劣化なら保険の適用は絶望的でしょう。

 

火災保険が適用される場合

一般的な住宅火災保険では、火災だけでなく、落雷・破裂・爆発・風・ひょう・雪災も原則として補償対象となっています。

火災保険は、現在3種類あり、その保険商品によって保障の範囲が変わってきます

 

住宅火災保険の3種類の保障範囲について

火災保険には、「住宅火災保険」と「住宅総合保険」、新しいタイプの「オールリスクタイプ火災保険」があります。

 

「住宅火災保険」

火災による被害のほか、爆発、破裂、落雷や雪災、風災などの自然災害も対応できます。

補償内容は、加入したときの保険証券、約款などで確認して、不明な点は加入した保険会社にも確認しましょう。

 

「住宅総合保険」

住宅総合保険は、住宅火災保険の保障内容に、暴行、盗難、落下、衝突を加えたものです。

家財道具の保障などにも対応しています。

 

マンションなどの水漏れ事故など、住宅のあらゆる災害に対応してくれます。

住宅総合保険も、保障内容について各社へ確認し、加入時や見直し時期に確認しておく必要があります。

 

「オールリスクタイプ火災保険」

最近出てきた保険商品で、住宅総合保険より保障内容が手厚くなります。

住宅総合保険も広範囲を保障してくれますが、補償額について上限を設定されています。

しかし、オールリスクタイプ火災保険は、実際にかかった損害額を補償してくれるものです。

 

サービス内容によって、また補償額によっては支払う保険料も違ってきますので、加入時には慎重に検討してください。

 

吹き付け工法の修理費用を火災保険適用の条件

 

火災保険を適用されて吹き付け工事するためには、自然災害である必要があります。

その中でも、風災での外壁修理が多くなります。

どのような場合が風災と認められるのでしょうか。

 

風災の条件

申請対象の災害と認められるには、風速20m以上(最大瞬間風速)となっています。

一般的な強風の域を超えた場合だと考えておきましょう。

 

工事代金の下限条件

見積金額で20万円以上の工事から申請対象となります。

保険の種別によっては例外もあります。

 

申請可能な期間

自然災害が起こって、外壁が破損して3年以内(保険法で取り決められている)です。

もし、自分で破損個所をリフォーム、修理していても3年以内なら工事代金は保険適用されます。

 

損害保険鑑定人の調査をクリアする必要がある

保険会社では、保険申請を受けると、それが自然災害によるものか、工事代金は妥当かなど損害保険鑑定人を派遣して調査します。

保険調査にクリアしなければ保険金は受け取れません。

 

上記で紹介した風災の条件や工事代金、申請の期間などをクリアしていて、申請書類の内容が信頼できるものであれば調査の通過は可能でしょう。

基本的に厳しい調査ではありません。

 

吹き付け工法の効果を最大限に引き出すためのコツ

 

吹き付け工法で1番大切なのは、塗装業者と塗料の選定です。

まず、塗料の選び方からご説明しましょう。

 

なぜ、吹き付け工法で塗料選定が重要かというと、吹き付ける塗料によって、仕上がりがまったく違ってくるからです。

塗料を選ぶコツは以下の3つとなります。

 

  1. でこぼこ、ざらつきのある壁面は特に注意が必要
  2. コケ、カビ、汚れが気になる時の塗料選びは「つや」を意識する
  3. 塗り替えは、同じ塗料で行う

 

具体的に見ていきましょう。

 

でこぼこ、ざらつきのある壁面は特に注意が必要

平らな仕上げにしたいときは、吹き付け工法では難しくなります。

下地処理に使う「フィーラー」塗料でデコボコを埋めることができますが、表面を完全に平らにすることはできないでしょう。

 

リシンのザラザラした壁面、スタッコのデコボコした壁面が好みであれば、同じ塗料を使って吹き付け工法で塗り替えをしないと、表情のないのっぺりした壁面になりかねません。

 

でこぼことツルツルのどちらの壁面にしたいかで工法を選びましょう。

 

コケ、カビ、汚れが気になる時の塗料選びは「つや」を意識する

湿気による汚れが気になる時は、つやが出る塗料を選ぶ方が、汚れがつきにくく、表面をコーティングする力が強くなります。

 

しかし、ざらつき、石造りのような落ち着いた風合いが好きだとつや出し効果はイメージと違ってくるでしょう。

 

塗り替えは、同じ塗料で行う

塗り替え時に、前に使っていた塗料と合わせることが必要です。

弾性塗料で塗装された壁には塗り替え時も弾性塗料で吹き付け塗装する必要があります。

 

モルタルの壁はひびが入りやすいので、伸びが良い弾性塗料を使うことが多いのです。

この場合、塗り替え時に伸びにくい塗料を使うとひび割れの原因になります。

 

次に必要なのは、塗装業者の選び方です。

最近は、モルタル壁は減少傾向で、それに伴い塗装によるメンテナンスも減ってきています。

 

塗装業者は、古くから営業している実績のある業者を選ぶ必要があります。

実績を確認するには、ホームページなどでも確認できますが、建設業許可証で確認するほうが正確です。

建設業許可証は更新が必要なので、更新回数も確認しておくことで管理体制も把握できるでしょう。

 

業者が複数見つかったら、相見積もりをとりましょう。

現在の外壁の塗装に使っている塗料を正確に把握して、適正な塗料を業者が選択しているかなども確認して下さい。

 

前述した費用の相場との差異もチェックしておけば高額な詐欺に引っかかりにくくなるでしょう。